緑多いモテ部屋アピール
ベルジャンシューズ。
ベルジャンローファーとも呼ばれたりしますよね。去年の冬ごろから欲しいなぁと思っていて、いろいろと調査をしていたところ出会ったのがオリエンタルのベルジャンシューズでした。
オリエンタルについて
まずはブランドについて簡単に。
オリエンタル [Oriental] は奈良のシューメーカーさんです。1957年に東洋製靴株式会社として創業されたメーカーですが、2016年にその名からオリエンタル(oriental:東洋の)というブランドを立ち上げます。
ハンドソーンのモデルから、グッドイヤー、グッドイヤーマッケイと製法の使い分けも幅広く、本格仕様の靴でも5〜12万円程度の価格帯です。
ショップリストを見ると、World Footwear Gallery と Trading Post での取り扱いが多そうです。
ベルジャンシューズとは?
Belgian Shoes are a variety of handstitched loafer, manufactured in Izegem, Belgium, a historic centre of the nation’s shoe industry. The shoes are known for their small bow near the top of the vamp.
Wikipedia
ベルジャンシューズのベルジャン [Belgian] は『ベルギーの』という意味です。
Wikipedia には「ベルギーのイゼゲム(国の靴産業の歴史的中心地)で作られた手縫いローファーです、バンプ上部の小さなボウで知られています」とあります。 ボウは bow tie のボウ。蝶ネクタイの蝶。
今回の靴はタッセルがぶら下がっていますが、こういったボウのあしらわれたものもございます。非常に上品でかわいらしい。
とにかくバンプの部分にこのようにパイピングの装飾がされている靴のことをベルジャンシューズと呼んでいるようです。スエードだけじゃなくて、カーフもエキゾチックも素材はいろいろあるみたいです。
ベルジャンシューズは他のブランドで目星をつけていたのですが、それが伊勢丹から撤退してしまったと聞き断念。
それで見つけたのがオリエンタルのベルジャンシューズ。
問い合わせたらオンラインでしか扱ってないとのことでしたが、たまたま GINZA SIX の World Footwear Gallery でオリエンタルのオーダー会をやっているとの情報を入手してお邪魔してみたところ、このベルジャンシューズに出会ったというわけです。
ほんとにたまたま、ラッキーでした。笑
サイズは5.5からなのでもしかしたら全然いける!と思っていたところ、結局6で購入しました。
WINDY というモデルです。
ダークブラウンのヨーロピアンカーフスエードです。毛足の短い非常に滑らかな革です。税込で¥41,800でした。
ラストは703。
23.5の足に6でぴったりという感じです。伸びることを考慮してキツめで買うなら5.5でもよかったと思います。
というのは、この靴アンラインドなんです。つま先にもかかとにも芯材は入ってません。なのである程度伸びると思います。完全に夏用です。
柔らかい履き心地です。
中敷の下にも低反発のスポンジっぽい素材が入っていて柔らかい。長時間履いていると疲れそうですが、休日にちょっとお出かけするときや、特に夏の買い出しの時には重宝しそうです。
アンラインドのローファーは以前別の記事でもご紹介していますが、今回はかなり柔らかいのでぶつけたりして破れてしまわないかちょっとだけ心配です。笑
ちなみに底付けはセメンテッドです。
気持ちのよいほど余計なものが一切ない潔さを感じるソールの仕上げです。
スエードタッセル
ボリューム感のあるタッセルがぶら下がっています。
ベルジャンシューズにするなら、先ほどご紹介したボウの装飾のあるものかタッセルかどちらかに決めていたので、大変満足です。
タッセルの先端がくっついているのは仕様なのかどうなのか悩ましいところです。プラモデルの部品のようにプチプチと剥がしてしまいたい欲求を抑えて、一旦このまま履いてみます。
タッセルはまとまっていてほしい派か広がってほしい派か、どちらですか?僕は革によると思っています。スエードのタッセルは広がってもイヤじゃない気がしています。
ベルジャンの顔
ベルジャンの顔について。
このバンプ中央部分の丸く囲われた部分です。その形とバランスが何より大切です。
このバランスがこのベルジャンシューズの見た目を印象付けると言っても過言ではない。この部分のサイズが大きすぎても小さすぎてもいけないし、上すぎても下すぎてもいけません。
カレーライスの米とカレーの表面積の割合って、6:4なのか5:5なのか逆に4:6なのかっていう微妙な差がそのカレー屋の個性の出るところではありますが、どちらが多すぎても少なすぎてもよくないじゃないですか。
中央部分の周りにちゃんと余白があって、なおかつ形も滑らかであること。
なので、タッセルがぶら下がっていようがボウがあしらわれていようが関係ありません。トッピング。ポークカツなのかソーセージなのか温玉なのか…くらいの違いです。(そこは重要か
いかがですか?
文句なしですね。
きれーにおさまってます。でもこの辺の好みは人ぞれぞれかもしれないですね。僕は好きです。
先日伊勢丹でサイズ5のジャランスリウァヤのベルジャンシューズを履かせていただきましたが、5でもかなりゆるかったので断念。
試着だし靴下はしゃーないやん
こちらはダイヤモンド型というか、つま先のシルエットによった形。
いろいろと違いがあっておもしろいですね。
オリエンタルパターンオーダー会
21日まで GINZA SIX の World Footwear Gallery でオーダー会やってます。
木型は3種類から選べるみたいです。ただし、木型によってできるデザインできないデザインがあるので、その辺りは悩ましいところ。
サイズサンプル是非いろいろ履かせてもらってみてください。違いがわかっておもしろいですよ。
ピッチド
写真だと伝わりにくいかもしれませんが、トップリフトのサイズもかなり絞られていて心惹かれましたが、僕は足に合う木型と欲しいデザインの組み合わせができなかったので、今回は断念しようと思います。
木型によって違いますが、小さいサイズは5〜のものや5.5〜のもの、というようにいろいろ差があるみたいでした。
木型も攻めてますよ。
是非ご覧になってみてください!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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