コードバンでアンラインドでリブテープ無しのタッセルローファー 【カルミーナ】

 

スペイン・マヨルカ島でオーダーしたコードバンのタッセルローファーが届いたんですが、

 

 

 

おぉ、そうくるかと

 

なるほどなるほどと

 

 

大ッ変興味深い履き心地でした。

履き心地についてはまた後ほどご紹介します。

 

 

夏に履こうと思って楽しみにしていたんですが、季節逆転してしまったので正直忘れていました。しかし大変テンアゲでございました!

 

とにかくご紹介したい要素がてんこ盛りすぎて、とりあえず大きなところはこのあたりです。

  1. ナチュラルコードバン
  2. アンラインド
  3. リブテープ無しグッドイヤー
  4. 木型

 

 

順番にご紹介させていただきます!
動画も撮影してみましたので、よければお付き合いください!

 

 

ナチュラルコードバン

 

とりあえずこの色を扱ってるのはかルミーナだけなんですよね。カルミーナはコードバン以外にも革の種類がすごく多いですね。

 

黒の靴もいい。染めの靴もいい。しかし、最近はエイジングが楽しみで、ついこういう明るい色の靴を選んでしまいます。
靴を履くものというより、育てて楽しむものとして捉えていることがよくわかります。僕、家から出ないですからね。笑

 

 

とにかく、洋服との組み合わせのことを全く考えない靴の色選びに、これからも果敢に挑戦していきたい次第です。
話が逸れました。

 

いや本当は、明るい色のコードバンはコードバン特有の質感がより一層際立つんじゃないかと思ったので選びました。
コードバンに限った話じゃないかもしれませんね。

 

 

あとはやっぱりこのナチュラルコードバンの珍しさですね。
似た靴が増えてきたので、これからはもう少し考えて選んでいきたい次第です。

 

コードバンの香り

 

クロケットのコードバンを買った時はそんなに思わなかったのと、他のブランドのコードバンは持ってないのでわかりませんが、かルミーナのコードバンはいい香りがします。

 

 

 

この靴を購入したときもそうでした。
コードバンのホールカットも贅沢ですよね。こちらの記事でご紹介してます。

 

甘い香りがするんです。
履き下ろす前は撮影しながらその香りを楽しみます。濃いコーヒーを飲みたくなる香りです。

 

 

アンラインド

 

アンラインド [unlined] とは裏地の革が無い靴の仕様です。それに伴って芯材や補強のための革もほとんどありません。

 

この靴の場合、ライニング [lining = 内側の革] は、かかとまわり、履き口まわり、甲の上の方にかなり薄めの革が貼られているだけ。さらに、かかとは中央に細めの芯材が入っているだけ。つま先の芯材も小さく、サイドもアッパーのコードバンだけ。

 

 

新品の靴らしい硬さはほんっとにないです。

 

恐らくアンラインドの靴は一般の靴より耐久面では劣ると思われるので履き方や履き心地には注意していこうと思います。革が伸びてゆるく感じてしまうようなことがあるのかどうなのか気になるところです。

 

 

リブテープ無しグッドイヤー

底をご覧いただいてもわかんないと思いますが

 

またこれも説明が長くなるのですが、グッドイヤーウェルテッドと似た製法の靴です。でもリブテープがございません。(革靴の製法についてはこちらの記事を)

通常のグッドイヤーは上のように、中底と垂直の方向にリブテープを貼りますね。
そのリブテープとアッパーとウェルトの3つを縫い合わせるわけですが、そのリブテープがあることで靴底が硬くなったりと、まぁいろいろとあるわけです。
もちろん産業革命で生まれた非常に合理的で経済的な製法なので、グッドイヤーのいいところもたくさんあるんですが。

 

ただ、この靴はリブテープが無いのと、通常中底と本底の間に入れられるコルクの量が少ないので、

  • 沈み込みが少ない
  • 底の返りがいい

というメリットがありますね。

 

 

リブテープの無いこの製法は、擬似リブテープ(正式名称ではない)にアッパーとウェルトを縫い合わせる製法なので、ハンドソーンと似ています。ただし、ハンドソーンは文字通り手で作りますが、この製法は機械で実現するそうです。

 

既製の靴ではまだ出ていないようですが、オーダーやカスタマイズでは注文ができるみたいです。
オプションとして「リブ無しの製法でお願いします」と指定をすれば注文できるみたいです。ただしアップチャージはかかります。

 

 

木型:ウェタム

 

この木型。
パッと見はアーモンドトゥの丸めの形ですが、いろんな角度から見ると実はなかなかにエレガントです。

 

丸めとはいえ、ぼてっとした感じは一切ございません。かわいらしい靴です。

 

 

靴のデザインの話ですが、ここが好きです。

 

内側

 

紐履で言うタンの部分のキュッと尖った感じ。
でも履き口が広いので、夏に素足で履いたとき足の甲がけっこう出ます。なので足長効果も期待できるやつですね。

 

 

外側

 

つま先の方は薄め。
そこから甲にかけて緩やかですがしっかりと立ち上がってます。

 

甲が圧迫されて痛くなるようなことはなさそうです。逆にどこでどう足を支えてくれるかも楽しみなところです。

 

純正シューツリー

 

シューツリーの形、気付いたら変わってました。笑
しばらく前はダブルチューブのツリーでしたが、折るタイプのツリーに。このタイプのツリーはちょっと高級感がある気がしています。

 

 

ただ、このタイプは全ての木型に対応するのが難しいみたいなので、以前のダブルチューブのタイプに戻すかもとのウワサも。

 

あと、ここのツノの部分を持ってツリーを外すと指をぶつけます。笑
カッコイイですけどね!

 

 

履き心地

自分でもびっくりするほどの組み合わせのダサさ…

 

サイズはUK5ですが、サイズはぴったりです。
なので毎度のことですが若干キツめ。

 

ですが馴染むのは圧倒的に早かったです。このあたり、最初は少しキツかったんですが、すぐに馴染みました。ほんの少しだけ履いて、すぐ馴染んだのでもう少し長く履いたらさらにゆるくなると思います。

 

この仕様の靴を選ばれるときは、キツめ、もしくは超ジャストサイズで選ばれることをおすすめします。

 

 

現時点では前足部はキュッとしたフィット感がありますが、逆に後ろはだいぶ柔らかいです。
かかとまわりはガッチリ捉えられる感覚はありませんが、足長がジャストなのとソールも柔らかいせいで、かかとはちゃんとついてくるんですよね。

 

そう、ソールの前方の返りが圧倒的によく、いきなり足についてくるんですよね。
プレメンテナンスはアッパーにクリームを塗っただけで、ソールにも内側にも何もしませんでしたが、ソールの指の付け根部分はしっかり屈曲します。

 

 

おほぉおおおおってニヤけてしまいました。笑

 

 

 

あと、下はジーパンとして、靴下は何色にしたらいいんでしょうか?
教えていただきたい、切に…

 

 

ナチュラルコードバンのお手入れ

 

最近気に入っているミンクオイルこちらの記事や油性のクリームはガッツリ色が濃くなってしまうので、水分が多めのクリームで保湿をしていこうと思ってます。
ただ、デリクリの水分は比較的すぐに乾いてしまうので、履く前に塗ってブラッシングという手間のかかる靴になるのだろうか…(それが良い

 

 

試しに片足だけサフィールのデリケートクリームを塗ってみました。スペシャルナッパです。

 

 

左:すっぴん、右:塗布後

 

すこーしだけ濃くなったのお分かりいただけますでしょうか?
全然余裕で許容範囲内です。

 

 

そういえばコードバンクリームがあったことを思い出しました。塗ってみましょう。

 

 

左:コードバンクリーム、右:スペシャルナッパ

 

コードバンクリーン久々に使いましたが、大活躍でした。
ちゃんと塗った割に色もそんなに濃くなりませんでしたし、何よりしっとり感も十分得られます。

 

 

冬ということもあってか、向かって右のデリケートクリームを塗った方は、若干乾き始めています。
一方、左のコードバンクリームはオイル系なのでしっかりうるおって、ツヤっとしています。

 

いやいやいやって思うかもしれませんが、指で触ったらしっとりした触り心地になってるのがよくわかります。
やっぱりオイル系は潤いが革にしっかりとどまるのでいいですね。

 

 

クレム1925と比べると、コードバンクリームはかなりねっとり感があるので、塗り伸ばしにくさはありますが薄い色のコードバンにはおすすめかもです。

 

 

 

最後に


こんな動画も作ってみたので、よければご覧になってみてください。
動画編集が楽しすぎてつい。笑

 

 

 

この靴のポジションとしては、少し緩めで夏にガシガシ履く要因として考えていましたが、案外デリケートな靴だということがわかりました。
夏は絶対に楽ですが、雨だけには気をつけたいところです!

 

とにかく、いろんな要素を詰め込みすぎて盛りだくさんになってしまいました。笑
ソールの交換は極力したくないので、とりあえずトゥスチールはつけようと思います!

 

 

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

こちらもどうぞ!

コードバンの革靴のお手入れ方法を考えてみます!

動画編集にどハマり

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