早いもので、わたくしもいよいよ来週31歳になります。
誕生日に絶対買おうと決めていた茶色のフルブローグの革靴。
Cheaney の Arthur という靴にしようと、具体的にどの靴を買うかまで決めてました。4月から決めてたんですよ。
(参考記事:欲しい靴を眺めてああだこうだ言いたい)
ただ困ったことに…
それより美しい靴に
出会ってしまったのです!!
新宿伊勢丹のメンズ館(地下一階)で出会いました。もう試着させてもらって即決でした!!
ここからひたすら如何に僕の買った靴が美しいかという自慢話になりますが、もしよければお付き合いください。笑
※あまりに美しいので嫉妬深い方はご遠慮くださいね
まずは開封の儀
gifアニメです。画質は低めです。
ちょっとせわしいですね…
雨だったのでビニール袋かぶせてくれました。伊勢丹のお兄さんのお気遣い、嬉しいですね。
あと、靴紐の予備も入ってます。
カルミナの美しさ
色良し。
形良し。
つくり良し。
もうすべて良しですよ!!
ただただ個人的な好みの靴だったというだけなんですけどね!
全体的に美しい
シンプルなのに、ところどころ遊びがあって、全体的にエレガントに仕上がっています。
褒めすぎでしょうか。親バカでしょうか。それでも結構です。
個人的にはやっぱりシンプルなものが好きなんだろうなぁということを再確認しました。
形が美しい
無駄がない。
とっても綺麗です。
アッパーが美しい
このアッパーの曲線美ですよ。
スラッとしてます。
野暮ったさは皆無。洗練されつくしています。
僕が履くのはもったいないくらいです。
ブローグが美しい
程よいブローグ(穴飾り)がとても良いアクセントになってます。
フルブローグを買う気でいましたけど、今の僕にはこれくらいがちょうどいいかもしれません。
いわゆるパンチドキャップトゥというやつですね。
そしてこのブローグがあることによって、普通のストレートチップではなく、上品でカジュアルなドレスシューズとして成立するのです!
革質とステッチが美しい
革質もきめ細かく、ムラもなく非常に綺麗です。
カルミナはもともと革屋さんでもあるらしく、いい革を優先的に入手できるのです。
革については製造元が同じであるため、他のブランドも同じ革を使っている可能性は高いのですが、仕上げや靴のつくりによって見え方が違うなんてこともあるようです。
ステッチは非常に細かくて、職人さんの技術力の高さとブランドのこだわりを垣間見ます。
曲線も滑らかで美しい。
平紐と鳩目が美しい
靴売り場でこの平紐が一際輝いて見えました。
平紐ってすごく上品に見えますね。こんなに近くではじめてみました。エレガンスが止まらない。
そして、一番上の鳩目だけ金具がついています。遊び心を感じますね。
昔は革が伸びたり切れたりしないように、全ての鳩目に金属がつけられていたようですが、最近のは表の革と裏の革の間に一枚丈夫な素材が挟んであるので金具は必要ないのです。本当はね。
コバもソールも美しい
大きすぎないコバがエレガントです。
コバの大きさや厚さによって、靴の見た目は大きく左右されます。
ソールも美しく仕上がっています。
JR(Joh.Rendenbach jr)のソールです。
今日はじめて知りましたが、有名なソールメーカーのソールで、耐久性の高い優れたソールとして有名のようですね。
ヒールも美しい
ヒールも革の色がいいですね。
重厚感のあるアンティークの家具のような仕上がりです。
ヒールカップも日本人の足の形にあってるんじゃないかと思います。靴によっては、かかとが少し大きいものもあったりしますが、超ピッタリです!
試着したときからフィット感が抜群でした!
インソールも美しい
インソールにちっちゃく MALLORCA とありますが、これはカルミナがスペインのマヨルカ島というところで生まれた靴ブランドだからです。
また、スペインには YANKO(ヤンコ)という靴ブランドがありますが、カルミナとヤンコは創設者が同じです。
ホセ・アルバラデホという方が60歳にして「より高いレベルの靴を作りたい」という意図で設立されたのが、このカルミナです。
ちなみにカルミナとは奥さまのお名前らしいです。素敵。
その影響かわかりませんが、レディースの靴も多く生産されています。
また、グッドイヤーウェルテッドと書かれています。
つくりも丈夫ですね。
後ろからも美しい
後ろからも美しいのです。
内羽根式だから、靴の曲線が出やすく、土踏まずのくびれも美しく仕上がっています。
シューキーパーは伊勢丹
革がかわいい。
7,000円。
履き心地
繰り返しになりますが、伊勢丹で試着させてもらったときからフィット感は抜群でございました。
実は、茶色のブローグの靴で探してます、と店員さんに伝えたら合計8足の靴を並べてくれました。この写真撮っておかなかったことを心底後悔しています。
一見単体で見たら同じような靴なのに、並べてみるとこんなに違いがあるのかと。
不徳の致すところでございます。
この見た目の美しさと履き心地を知ってしまったら、他の靴と悩む余地はありませんでした。
いやぁ、いい買い物ができました。
ただ、7万で抑えるつもりだったのが結果10万弱と…
大幅に予算をオーバーする結果と相成りました。笑
自分には甘いんですよね。
履くとこんな感じです。驚くことに靴ズレは一度もありませんでした!
すごく柔らかくて良い革です。
雨降ったら怒るからねマジで✋️😀#レザーソール#革底#carmina pic.twitter.com/WHJrQkDcXX
— くすみ@ヒモ (@kusumincom) 2017年11月20日
ただ、カルミナの靴は大体7万円前後のものが多いので、ちょっと良いヤツを買っちゃったみたいです!笑
気になった方はカルミナの公式オンラインショップで是非気になった靴、探してみてください!
最後に
スペインのブランドはコストパフォーマンスが高いのが特徴です。
MAGNANNIのダブルモンクストラップでも、BERWICKのタッセルローファーでもご紹介しましたが、その時も今回もスペインの靴の質の高さを感じます。
BERWICKは4万円弱。
MAGNANNIは8万円弱。
CARMINAは10万円弱。
それぞれの価格帯でそれぞれの良さがあります。いまのところ3つ全てに満足しています。
スペインの靴は、イタリア製の靴にみられるようなスタイリッシュなものが多い傾向にありますが、グッドイヤー・ウェルテッド製法による丈夫な靴が多いのも特徴です。
品質も良い割りに、値段もそれほど高額というわけではなく、コストパフォーマンスの良い靴が多い印象です。
スペインの靴ばっかりになってしまいましたが、スペインの靴が好きなんだと思います。
カルミナのコードバンについてはこちらの記事でご紹介しています!
僕の自慢話にお付き合いいただきありがとうございました。
大事に履きますよ!
革靴のお手入れ方法もご紹介していますので、よければこちらの記事もご覧ください。
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この靴のラストはRAINとくらべて幅、甲の高さはいかがですか?
ぷちさま、コメントありがとうございます!
僕の持っているRAINが6で、こちらのジョレットが7なので、ちょっと回答としては微妙かもしれませんが、幅はそれほど変わらない気がします。
甲の高さは、こちらのジョレットの木型の方が低めに設計されているように思います。
こちらの記事で、そのふたつを比べていますので、よければこちらもご覧くださいませ。