ワックス・鏡面磨き

サフィールノワール・ミラーグロスは2層目に塗るのがおすすめの使い方 [SaphirNoir – Mirro Gloss]

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ワックス・鏡面磨き

 

そういうことみたいです。

 

ここ最近、鏡面磨きをする喜びに目覚め、昼夜鏡面磨きに飢えております。(磨く靴が足りない問題です)
違うワックスで試してみたらどうかということで、早速amazonでサフィールノワールのミラーグロスを注文したわけでございます。

 

 

 

ミラーグロスとは

サフィールノワールには『ビーズワックスポリッシュ』という鏡面磨き用のワックスがあります。

 

 

こちらは、新品の状態だと非常に柔らかいワックスです。
柔らかいワックスは革に塗った後すぐには乾燥せず、なかなか綺麗に鏡面を作るのが難しいです。なので新品のワックスは数日間乾かすと使いやすいですよ、というのが昨今の鏡面磨きの一般的な認識だったりしますよね。

 

しかし今回購入したミラーグロスは最初から硬く、革へ定着し早くツヤを出すことに特化したワックスなのです。

 

 

 

革靴の色を選ばないよう、ニュートラル(無色)のミラーグロスを購入しました

 

 

カルナバワックスやモンタンワックスをはじめとした高級天然ワックスがたくさん入ってるとのこと。
ワックス系のロウっぽい香りがありますが、溶剤っぽいきつい香りではなく、全然苦にはならない香りです。
触ってみるとやっぱり硬め。

 

栄養補給効果について

ビーズワックスポリッシュには艶を出すだけでなく、革に栄養を与える効果が含まれています。
商品名にもあるビーズワックス(蜜蝋)はツヤを出すだけでなく、革に浸透し柔らかくする効果も期待できるロウ分です。
逆に、ミラーグロスは鏡面化することに特化したワックスなので、栄養を与える効果はありません。ミラーグロスにはツヤを出す硬いワックス:カルナバワックスが、ビーズワックスポリッシュよりも多く含まれています。

 

ビーズワックスポリッシュを先に塗布する理由としても納得ですよね。(もちろん革靴用のクリームと比べると、ワックスの栄養補給効果はそこまで高くありません。)

 

色展開7色

ネイビー、ライトブラウン、ミディアムブラウン

 

ちなみに、ミラーグロスは7色のカラバリです。

  • ブラック
  • ニュートラル
  • ダークブラウン
  • バーガンディー
  • ライトブラウン
  • ミディアムブラウン
  • ネイビー

 

 

使い方・使い心地

ミラーグロスは鏡面磨き用のワックスであることは間違い無いのですが、ミラーグロスは2層目以降に塗るのがサフィール推奨の使い方です。

 

  1. ビーズワックスポリッシュを塗り込み、革の表面を平らに整える
  2. ビーズワックスポリッシュの上にミラーグロスを同化させるように塗り込んでいく
  3. 水滴とミラーグロスを足しながら磨き、満足のいく艶が出たら完成

 

という使い方が推奨されています。

 

 

先にも申し上げた通り、このビーズワックスポリッシュミラーグロスの決定的な違いは『硬さ』です。
まずは柔らかいビーズワックスポリッシュで革のデコボコを埋め、その後に硬いミラーグロスでその表面をならしていくようなイメージです。
柔らかいワックスの上に、硬いワックスを重ねることでより早く、そして簡単に美しい鏡面ができあがるというわけなんです。

 

 

硬いワックスは乾くのが早いというメリットがありますが、1層目に塗ると革表面の凸凹を埋めることができず、革とワックスの隙間に空気が入って白い点々が残ってしまうことがあります。
1層目と2層目で使い分ける理由もあるわけですね。

 

それでは、実際に使っていきたいと思います!

 

実際に使ってみる

実際に使ってみると、確かにワックスが早く硬化し早く光ります。

 

まずは、サフィールのビーズワックスポリッシュで1層目の下地を作ります。
10回、塗り重ねました!所要時間10分!

 

 

 

ここに、ミラーグロスを足していきます!

 

※比較のため左足(向かって右)だけ

 

 

3回塗り重ねて水研ぎするとこうです!
所要時間約5〜6分!

 

 

 

ちょっとミラーグロスを重ねた方がクリアに反射しているのは当然なんですが、早いです!
塗り重ねやすい!

 

 

鏡面が磨きがうまくできない方にもおすすめ

ビーズワックスポリッシュ ってすごく柔らかいワックスだと思うんです。
だから乾燥するのに多少時間がかかるし、塗り重ねるのが難しいです。塗り重ねるうちに、前に塗ったワックスを溶かしてしまうから。
なので、下地として定着させるために、時間をおいて塗り重ねる必要があります…。

 

でもミラーグロスはすでに乾燥していて硬いワックスなので、塗り重ねやすく、多少厚く塗っても前に塗ったワックスを溶かしてしまうこともほとんどないです。
だから早いんです。

 

1層目はやわらかいワックスで凸凹を埋めて、2層目は乗せやすい硬いワックスで仕上げる。
この組み合わせすごく使いやすいですね!

 

 

最後に

鏡面磨きがうまくできない、綺麗に光らないという方には非常におすすめのワックスです。革への定着が早いので艶が出るのも早く、時短で磨きたいという方にもおすすめです。
気になった方は是非使ってみてください!

 

 

 

柔らかめのワックスはビーズワックスポリッシュがおすすめです!
これは革への栄養補給もできるワックスです。(ミラーグロスは光沢を出すことに特化したワックスなので、栄養補給はできません)

 

 

 

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました!
鏡面磨きの方法もご紹介していますので、よければこちらの記事もご覧ください。

 

はじめてでも簡単!革靴の鏡面磨きの方法と失敗しないコツをご紹介!
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