サフィールのワックスにはいくつかお色がございますが、兼ねてからダークブラウンとタバコブラウンの色の違いが気になっておりました。
買うならどっちがいいかなと…。
ということで両方買ってみました。
色の違いや、実際に使ってみた仕上がりの違いをご紹介させていただこうと思います!
やっぱアンティークがすっきゃねん
こちらの記事で茶靴のアンティーク仕上げについてご紹介していますが、ミディアムブラウンのワックスだったので、ある程度厚く塗り重ねないとアンティーク感が出てくれないんです。
個人的にはこれくらいの色味が正直一番好きです。
グラデーションの色変化がキツいものよりは、うっすら茶色が濃くなっているくらいが好みなんです。
なので、この仕上がりでも十分なんです。
ただ、もう少し濃いワックスで簡単に(塗り重ねを少なくして)アンティーク仕上げができないものかと思い、じゃあどっちの色がいいんだろうかと。
気付いたらワックスが2つ自宅に届いていたというわけですね。
不思議です。
まずは色の違い
色の違いがわかりやすいように白い紙に塗り比べてみましょう。
なるほど、タバコブラウン濃いですね!笑
x3 とか x1 とか書いてあるのは、塗った回数です。
案外ダークブラウンの方が薄めな印象です。ワックスの硬さも多少関係あるかもしれません。どちらも新品ですが、タバコブラウンの方が若干ねっとりして硬い感じがしました。
ちなみに、同じくビーズワックスポリッシュのミディアムブラウンと比べるとこんな感じです
ミディアムブラウンは4回塗り足してこの色味です。
ダークブラウンともかなり印象が違いますね。
ただ、楽天ショップを見るとタバコブラウンの色、もう少し薄めなので、僕が購入したワックスの状態が原因かもしれません。
2つのワックスの仕上がりの違い
この靴(実験くん)で仕上がりの違いを検証してみようと思います。
薄塗りで比較してみて、どれほど違いがでるのか…
ただ、左右ですでに色に差が出てしまってるので、片方の足で塗り比べをしていきます。笑
左:ダークブラウン、右:タバコブラウン
下地ですでに若干違います。
ダークブラウン真っ黒になるかと思ったら、案外そうでもありませんでしたね。
塗りムラがあるのは技術不足ではなく、あえて色味を違いをわかりやすくするために…ごにょごにょ…
磨き上げるとこうです。
やっぱりちょっと塗りムラがありますが…
ダークブラウンは文字通り濃い茶色という印象。逆にタバコブラウンは若干赤みを含んだ茶色という印象です。
言われないとわからない程度の違いですが、こうするともう少しわかりやすいのではないでしょうか。
よ〜く、見てみてください!
右側のタバコブラウン、若干赤みを感じませんか?
あんまわかんないか…笑
薄い色の靴でこの違いなので、そうなると今度は濃い色の靴で試してみたい…
という感じで僕は気づいたら、靴の沼に肩までどっぷり使っていたのでした。
順番に次のものが欲しくなる、この負のループです。
ダークブラウンのワックスの色
ダークブラウンのワックスは、文字通り濃い茶色という感じですね。
こう言ったコニャック系の色の靴に合いそうなイメージです。(磨き職人・ナカジマさん磨き)
タバコブラウンのワックスの色
逆にタバコブラウンのワックスの色は、ちょっと赤みの強い濃い茶色という印象です。
なので、こちらのエルメスレッドで仕上げた靴に使っていこうと思います!
ただ、こちらもタバコブラウンを全体的にうっすら乗せていただいた仕上げです。(磨き職人・杉村さん磨き!)
最後に
まぁ、気分によって使い分けると思いますけどね。笑
でも個人的には使い分ける違いがわかったのはよかったです。
まだまだ未知の色がたくさんあるので、徐々に試していきたいところ。
そう、いろいろ試せるのが楽しさですよね。
ただ試せる靴がないので。笑
そちらも徐々に増やしていきたいです!
よければ試してみてください!
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
こちらで鏡面磨きの方法もご紹介しています!
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