ちゃんとしたバッグといえば、僕はこれしか持ってないんです。
5〜6年前に買ったポールスミスのレザートートバッグ。
別に使い勝手が良いわけでもないし、つくりがしっかりしているわけではありませんが、この大きさがすごく気に入って使っています。
でもところどころガタがきてるので、修理もしなきゃなぁとも思っているんですが
何より、すごく乾燥しているのですこのバッグ
※カサカサの図
ところどころ白くなってたり、なんか全体的にクタってしてるんですよね。もともと革は分厚いものではないですが、買った当初の存在感は確実に薄れています。
正直な話、カバンのケアはついつい後回しになってしまうんですよね。
理由は中身を整理するのが面倒だから。笑
別にカバンの中がスーパー汚いタイプの人間ではないと思うんですが、中身を出してお手入れをするという習慣がないだけです。
靴は、帰ったら馬毛ブラシでさらっとホコリを払って、シューキーパーを入れるという流れが習慣づいていますが、カバンはそうはいかない…。
ということで、たまにはしっかりお手入れをしようと思うのです。
長く使いたいですからね。
ガッツリ潤わせる
結構全体的に乾燥しているようなので、ガッツリ潤いを与えるために『タピールのレーダーオイル』を使います。
こちらです。
もっと定期的にちゃんとお手入れすればよかったと後悔してます。
後悔は先に立たないとはよく言ったものです。本当にそのとおり。カサカサを通り越してボロボロになってしまってはもう手遅れなんですよね…
レーダーオイルは塗りすぎるとしばらくの間は若干ベタつくので、できれば本当は乳化性のクリームでお手入れをしたかったのです。
しかし今回はちょっと乾燥しすぎてるのでガッツリ潤ってもらって、次回からはちゃんと定期的にクリームでお手入れをしていこうと思っています。
バッグは肌に直接触れるものなので、できるだけベタつきを極力抑えたいところですよね。
ただ、タピールのレーダーオイルは天然素材をのみでできているオイルなので、肌に触れても全く問題はないのです。
ただ、やはりベタつくのは嬉しくないので、決して塗りすぎないよう少量をさらっと塗っていくことにします!
ほんとは色も抜けてきてる気がするので、補色もできるクリームがあるといんですけどね。
コロニルの1909シュプリームクリームデラックスは補色もできるし、潤いも取り戻すことができます。
しかしシュプリームは無色しか持ってないのと、今回そこまでツヤ出しはどちらかというとしたくないので、デリケートクリームがレーダーオイルという選択肢になりました。
カバンなのでちょっと表面積が広いという理由もあり、レーダーオイルを選びました。
汚れ落としも兼ねているオイルなので、ちょうど良いかなという感じですね!
使ってみる
よく振ってから、
布に取り…
素早く塗っていきます!
浸透するのを待つために、1〜2日ほど寝かせて様子を見ます。
スーパー潤いました
スーパー潤いました!
クタッとしてたトートバッグにハリが戻りました!
角が削れて色褪せちゃってるところがあるので、補色が必要ですね。
2日間寝かせたので、ちょっと不便でしたけど。
外出時は適当な袋でどうにかしました。
楽しくなっちゃったので、ついでに他の革製品もお手入れしました。
財布と手袋とペンケースも、今は使ってないいつか使いたいカメラのストラップも。
こちらはオイルではなく、コロニルの1909シュプリームクリームデラックスです。
ずっと放ったらかしだった、カメラのストラップはすごくやわらかくなりました。
1909シュプリームクリームデラックスはシダーウッドの香りがいい感じです。
茶色のトートバッグも欲しい
革靴もそうですが、こういうバッグも長く大切に使っていると革に味が出てきますよね。
なんて考えていたら、このバッグを買うとき土屋鞄の大きいトートバッグとすんごい悩んだことを思い出しました。三日三晩悩みに悩み続けました。
昔、土屋鞄のパンフレットを見て、このバッグに憧れたんです。
この写真、ため息が出ます。
本当に素敵。
そのときは、黒の革靴しか持ってなかったので、茶色のバッグは合わないかも…とこのポールスミスのバッグを選びましたが、この土屋鞄のトートバッグもいまだに忘れられず…。笑
この土屋鞄のトートを使い込んだら素敵だろうなぁと思いを馳せながら、そいえば茶色の靴が増えてきたし茶色のバッグもいいなぁと。
どうにか茶色のバッグに手に入れる正当性を見出すことに腐心している自分に気付きました。笑
記事を書いたら物欲が発散できるかなと思ったら、ますますこのトートバッグに想いを馳せる結果と相成りました。
欲しいものがたくさんあって困ります!
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
レザーバッグのお手入れ、よければ試してみてください。
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