海外の革靴のサイズ表記と足囲ウィズ(ワイズ)について知っておいてほしいこと

靴のサイズっていろんな表記方法があります。
さらに靴のサイズ以外に足囲(そくい)= ウィズ(ワイズ)と呼ばれる『足の指の付け根の周囲』を表す長さもあるのです!
今回は、そのサイズとウィズについてご紹介したいと思います。

日本では足囲(ウィズ)はJIS規格で決まっているので、日本のメーカーであればどの靴でも共通になります。
E とか EE とか EEE という表記、ご覧になった記憶ありませんか?それが足囲(ウィズ)です。

しかし、海外ではその基準が曖昧でメーカーによって必ずしも基準が同じというわけではありません。これが非常に難しいところ。

靴のサイズについて

まずは、『靴のサイズ表記の違い』についてご紹介します。イギリスなどのヨーロッパ、アメリカ、日本でそれぞれ表記方法が違っています。また、男性と女性の靴でもセンチメートル以外の表記は違います。

日本では 26cm などと『センチメートル』で足のサイズを表記することが多いですが、海外で生産された靴などは国によってサイズの表記が違っています。(1971年に、国際標準化機構 ISOでメートル法で表記することを定められたことはあるようですが、国によって文化も違うためその基準が定着せず、0.5cm刻みのセンチメートルで表記していない国があります。)

サイズが合っていれば足に合う…ではない

まず知っていただきたいのは、足のサイズが26cmだからと言って、26cmの靴がぴったり合うかといえばそうではないということです。ここ、すごく大事!
同じ26cmの足でも指が長い人もいれば、そうでない人もいます。また、足の甲が高い人も低い人も、足が細い人も幅の広い人もいます。

その足の構造の違いによって、骨の位置も土踏まずの位置も違ってくるので、26cmの靴が全て合うというわけではないということがおわかりいただけると思います。
ここに一覧表を掲載しておきますので、靴を選ぶ際の参考にしてみてください。もしサイズが合わないなぁとか、サイズ選びに困った思ったら、シューフィッターさんという方に会いに行ってみてください。

その人の足に合った靴選びをお手伝いしてくださる資格を持った方、それがシューフィッターさんです。

シューフィッターさんってご存知ですか? 『その人の足に合った靴を選ぶお手伝いする資格を持った方』です。 もう...

男性用サイズ表記

cm 23.5 24.0 24.5 25.0 25.5 26.0 26.5 27.0 27.5 28.0 28.5
US 5.5 6 6.5 7 7.5 8 8.5 9 9.5 10 10.5
UK 5 5.5 6 6.5 7 7.5 8 8.5 9 9.5 10
EUR 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47

cm US UK EUR
23.0cm 5 4.5 36
23.5cm 5.5 5 37
24.0cm 6 5.5 38
24.5cm 6.5 6 39
25.0cm 7 6.5 40
25.5cm 7.5 7 41
26.0cm 8 7.5 42
26.5cm 8.5 8 43
27.0cm 9 8.5 44
27.5cm 9.5 9 45
28.0cm 10 9.5 46
28.5cm 10.5 10 47

日本以外のサイズは、長さではなく単純に数値です。
なので、あ例えばアメリカサイズの6.5は『シックスハーフ』とカッコよく呼びます!

女性用サイズ表記

日本サイズ 21.5 22.0 22.5 23.0 23.5 24.0 24.5 25.0 25.5 26.0
アメリカ 4.5 5 5.5 6 6.5 7 7.5 8 8.5 9
イギリス 3 3.5 4 4.5 5 5.5 6 6.5 7 7.5
ヨーロッパ 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42

日本サイズ アメリカ イギリス ヨーロッパ
21.5cm 4.5 3 33
22.0cm 5 3.5 34
22.5cm 5.5 4 35
23.0cm 6 4.5 36
23.5cm 6.5 5 37
24.0cm 7 5.5 38
24.5cm 7.5 6 39
25.0cm 8 6.5 40
25.5cm 8.5 7 41
26.0cm 9 7.5 42

ただし注意が必要なのは、靴のサイズはブランドの靴によってまちまちです。
このブランドの靴は 26cm がピッタリだったけど、別のブランドでは 26cm が大きすぎた!なんてこともあるので注意が必要です。

また、男性と女性でも数字が違ってきますので、ご注意ください。

靴の足囲(ウィズ)について

足囲とは、足のこの部分の周囲のことを言います。

ここです。
親指の付け根の一番出っ張っている骨と、小指の付け根の一番出っ張っている骨のまわり。これがウィズです。

見えにくいのは文字の小ささじゃない…心の綺麗さだ

『囲』というだけあって、長さじゃなくて『足のまわりの長さ』なんですね。

足囲(ウィズ・ワイズ)の測り方

ウィズの測り方もご紹介します。

親指側の一番出っ張ったところから、小指側の一番出っ張ったところまでの長さがウィズの数値になります。
この周りです。

ちなみにウィズは、立っているときと、足が地面に接地していないときとでは、長さが若干変わります。
足に体重がどれだけかかるかによって、足は柔軟に形を変えクッションの役割を伴って体を支えているからです。

なので立っているときと座っているときでは恐らく立っている時の足囲が長いハズです。一番ウィズが広い状態で数値を測定してそのサイズに合わせた靴を買えば負担なく靴を履くことができますが、緩すぎてもいけません。
緩すぎると足の裏側にある靭帯と筋肉によって支えられているアーチが落ちて、姿勢が崩れてしまうことがあるからです。

足の健康についてはこちらの記事も是非参考にしてみてください。

靴が足に合わないことによるデメリットについて、理学療法士さんにいろいろと教えていただいたことをまとめてみました。 あと、ス...

メジャーがあればいいですが、なければ紐やテープを足の周りに巻いてその長さを定規で測ってみてください。

靴の足囲(ウィズ・ワイズ)表記

ウィズはアルファベットで表記されます。E とか EE なんていう表記が一般的ですが、A から G まであります。
しかし大事なのはこれはあくまで日本の中だけでの基準であるということです。海外でもアルファベットでウィズを表記しますが、Fガ基準のメーカーもあれば、同じEだけど長さが違うメーカーもあります。
つまり日本はEが一番基準のウィズとされていますが、海外のブランドやメーカーでは特に基準はないというわけです。

スペースの関係で標準的なウィズのみを掲載しておりますが、もっと足の細い方はD以下のCとかBとか、さらにはAとかAAなんてこともあります。

男性用ワイズ

サイズ D E EE EEE EEEE
24.0 23.7 24.3 24.9 25.5 26.1
24.5 24.0 24.6 25.2 25.8 26.4
25.0 24.3 24.9 25.5 26.1 26.7
25.5 24.6 25.2 25.8 26.4 27.0
26.0 24.9 25.5 26.1 26.7 27.3
26.5 25.2 25.8 26.4 27.0 27.6
27.0 25.5 26.1 26.7 27.3 27.9
27.5 25.8 26.4 27.0 27.6 28.2
28.0 26.1 26.7 27.3 27.9 28.5
28.5 26.4 27.0 27.6 28.2 28.8
29.0 26.7 27.3 27.9 28.5 29.1

※単位:cm

女性用ワイズ

サイズ D E EE EEE EEEE
21.5 21.3 21.9 22.5 23.1 23.7
22.0 21.6 22.2 22.8 23.4 24.0
22.5 21.9 22.5 23.1 23.7 24.3
23.0 22.2 22.8 23.4 24.0 24.6
23.5 22.5 23.1 23.7 24.3 24.9
24.0 22.8 23.4 24.0 24.6 25.2
24.5 23.1 23.7 24.3 24.9 25.5
25.0 23.4 24.0 24.6 25.2 25.8
25.5 23.7 24.3 24.9 25.5 26.1
26.0 24.0 24.6 25.2 25.8 26.4
26.5 24.3 24.9 25.5 26.1 26.7
27.0 24.6 25.2 25.8 26.4 27.0

※単位:cm

お気付きかもしれませんが、サイズが0.5cm増えるごとに、ワイズは規則正しく0.3cm増えていきます。
ただ、規格で定められていますが、靴のつくりによって若干の誤差はあるかもしれませんね。

最後に

足は『第二の心臓』とも言われています。歩くことって全身運動なので、足だけでなく心臓や肺の働きを活発にしてくれるんです。
しかし歩くときには、足に想像以上の負担がかかります。少しでも足の負担を減らすことで、より健康的な歩行が可能になります。
なので、足に合った靴を選ぶのはとても大切なことなんですよね!

もし靴が小さすぎる場合は、シューズストレッチャー(シューズフィッター)をご利用ください。

革は多少伸びてくれます。
ハーフサイズ、もしくは1サイズ小さい革靴でもお手入れをして履き続けたら、ちょうどいいサイズで履けるようになったという方にお会いしたことがあります。

もしちょっと靴が大きい場合は、インソールをご利用ください。
インソールは靴と足の隙間を埋めてくれるだけでなく、足の裏への負担を軽減してくれます。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

柔らかい靴ばっかり履いていると足のアーチが崩れてしまって、落ちてしまって健康な体を維持できなかったりとか、ひどい時は精神疾患にも及んでしまう...

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コメント

  1. ハルノフミヒロ より:

    とても勉強になりました。ちょっぴりユーモリックに。豊かなお人柄を感じます。有り難うございました。

    • くすみ より:

      ハルノフミヒロさま、嬉しいコメントありがとうございます!!
      少しふざけすぎたかなと思っていましたが、そう言っていただけて何よりでございます。
      これからも精進いたします!!

  2. ちーこ より:

    分かりやすかったです。
    初めて自分のワイズサイズを知りました。
    ありがとうございます。

    • くすみ より:

      ちーこさま、コメントありがとうございます!
      かなりふざけた記事でしたが、そう言っていただけて何よりでございます。
      ありがとうございました!

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『革靴の魅力や靴磨きの楽しさをもっと多くの人に知ってほしい』という想いでブログやYouTubeで情報発信を行っています。 前職の経験からシューメーカーのブランドサイトやオンラインショップの制作・カスタマイズ、広告運用を受け持ったり、ブランディングや商品開発のコンサルなども手がけています。
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