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モウブレイ・シュークリームジャーの色や使い方についてご紹介します!【M.MOWBRAY】

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ステインリムーバーとデリケートクリームでご存知の M.モウブレイですが、シュークリームジャーも忘れてはいけません!

 

 

今回はこのシュークリームジャーについて、ご紹介していきたいと思います!

 

 

シュークリームジャーとは?

 

シュークリームジャーとは、革靴に潤いと栄養を与え、ツヤを出すためのクリームです。
その昔、メルトニアン(MELTONIAN)という、英国の王室御用達のシューケアブランドがあったんです。
ただ、メルトニアンのブランドが無くなってしまい王室御用達のクリームが手に入らなくなってしまいました。
そこで、M.モウブレイがメルトニアンの製法を受け継いで作られたクリームが、このシュークリームジャーなのです!

 

フタに、DEEP SHINE & CLASSIC FORMULA って書いてます!
重厚感のあるツヤと、昔ながらの製法ってことでしょうか?

 

シュークリームジャーの色について

 

シュークリームジャーはカラバリが豊富!
全50色です!

 

20241 とか 20242、20244、20245 とか、数字がついてますが、これはいわゆる品番のようなもので、クリームの色を表しています。

 

20241 ブラック
20242 ニュートラル
20244 ダークブラウン
20245 ミディアムブラウン

 

 

また、シュークリームジャーは染料ベースのクリームですが、色の定着が強いと言われています。
なので、ベタッと色を乗せるというよりは、どちらかというと革の風合いを活かした補色効果が期待できそうです。

 

特徴

楽天ショップにガラスレザーにも効果がありと書いてありました!
そうガラスレザーも表面はコーティングされていますが、革です。表面のコーティングにも次第に細かいシワや隙間が生じて、クリームが浸透していくようです。

 

なので、ガラスレザーの靴も定期的にお手入れしてあげてくださいね。

 

 

デリケートクリームとの違い

 

モウブレイといえば、デリケートクリームも有名ではありますが、簡単に違いもご説明しておきます。

 

 

成分の違い

デリケートクリームにはロウ分が含まれていないため、ツヤを出す効果はありませんね。
また、水分量もシュークリームジャーより多く、よりさらっとしあがります。

 

成分の違いはこんな感じですね。

 

成分
シュークリームジャー パラフィン系ロウ、ワックス、アルコール、水
デリケートクリーム ラノリンエマルジョン、可塑剤エマルジョン、セルロース濃縮液、香料、水

 

用途の違い

デリケートクリームは革製品全般に使えるのが特徴ですが、シュークリームジャーは革靴お手入れ専用の乳化性クリームと言われるものです。
デリケートクリームは革全般に使えますが(起毛革には使えません)、ツヤを出したり補色する効果はありません。
逆にシュークリームジャーのような乳化性クリームは、色の種類も豊富で靴のお手入れには向いていますが、それ以外の製品には使わない方がいいですね。

 

シュークリームジャーのニュートラルであれば色落ちの心配はありませんが、やはり油分が多いため、やはりお財布やバッグのお手入れにはあまり向かないと思われます。
ベタつきや、色落ちの原因にもなりますからね。

 

これから革製品をお手入れされたいという方は、そのあたりの違いについてもご理解しておいていただけるといいと思います!
デリケートクリーム のご紹介はこちら

 

 

シュークリームジャーの使い方

使い方は簡単です。他のクリームと同じです。

  1. 塗る!
  2. ブラッシング!
  3. 乾拭き!

 

 

布、もしくは指でクリームを少量取り、靴表面に薄く塗り伸ばしていきます!指にとった感じ油分が多く、ねっとり…いや、とろっとしたクリームです。
若干溶剤の香りありますが、イヤな感じはなく、甘い香りがほんのりします。あと、一応ブラックのクリームではありますが、黒!っていうよりは、若干青味を帯びている気がします。

 

 

 

 

 

豚毛ブラシでブラッシングをし、クリームを馴染ませます!

 

 

 

乾拭きをして、余分なクリームを拭き取りましょう!

 

 

 

できあがりです!

 

 

左足、(向かって右)のみクリームを塗布しました。

 

 

 

もともとの革質もあってか、見た目にはそれほど変化はありませんね…笑

 

ただ、触ってみると油分で確実に革がしっとりしたような感覚を得られます。でもペタペタはせず、乳化性クリームらしいサラサラ感がありますね。
時間が経つと油分が浸透したせいか、革の柔らかさも増します。

 

 

別の靴にも試してみたいと思います!
この乾燥しきった靴です。

 

 

左右の靴で革質が違うので、片足の半分だけ塗ってみました。

 

 

左半分:塗ってない、右半分:塗った

 

若干右側の方がしっとりして、革が滑らかに見える気がしませんか?
直接指で触った時のしっとり感は十分感じられます。

 

乳化性クリームではありますが、ロウ分でがっつりツヤを出すと言うよりは、油分でしっとりさせる効果が高そうです。

 

 

ナチュラーレとも比較してみる

 

モウブレイ のプレステージ、クリームナチュラーレの使い心地とも比較してみたいと思います。

 

 

 

 

ナチュラーレはねっとり重い感じ、シュークリームジャーはトロッとした感じ。
やはり成分は違うようですね。

 

ナチュラーレは天然素材しか使っていないようなので、成分による値段の違いも納得です。
ナチュラーレのご紹介はこちら

 

 

 

こちらもそこまで見た目の違いはありませんね。笑

 

 

最後に

シュークリームジャーは、ツヤッツヤにすると言うよりはしっとり栄養補給をし、補色をするタイプのクリームという印象ですね。
値段もお手頃ですし、靴のお手入れをしてみようと思われた方がお試しになるには、十分なクリームだと思いました。

 

 

自然なツヤと潤いでお手入れは十分できると思います。
靴のお手入れを始められたい方は、是非試してみてはいかがでしょうか?

革靴用クリームの比較

 

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました!
革靴の磨き方もご紹介していますので、よければこちらの記事もご覧ください。

 

初心者でも簡単な靴磨きのやり方【手順・革靴手入れ・クリーム仕上げ・おすすめの道具】
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COMMENTS コメントを投稿する

  1. 村田 優 より:

    クリームを塗った後の、仕上げ用に使う布は、何が良いですか?例えば、綿とか羊毛とかあるい合繊線とかいろいろ素材の質によって仕上がりが違うかもしれませんのでお聞きしてみます。

    • くすみ より:

      コメントありがとうございます。
      コットンはもちろんですが、使用済みのストッキングのようなナイロンや合成繊維でもよいですし、シカやヤギなどの動物性のセーム革などでも大丈夫です。しかしクリームの粘度によって、また布の種類によっては繊維が落ちるて革にくっついてしまう場合があるのですが、素早く拭けばそこまで気になったことはありません。
      繊維の違いによってクリームを吸い込む量は違うかもしれませんが、ぱっと見それほど違いはないと思っています。

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